チェンマイにおける夜遊びとしては
▶ バービア
▶ ゴーゴーバー
▶ カラオケ(日本人向けカラオケ、ローカルカラオケ、コヨーテバー)
▶ ディスコ
が主にあげられる。
また、チェンマイには「マッサージパーラー」「エロマッサージ」などがある。これらは夜遊びというよりも風俗に近い店と言えるだろう。マッサージパーラーは日本の風俗で言えば本番ありのソープだ。
チェンマイのマッサージパーラーやエロマッサージといった「風俗」については下記記事を参考に。
この記事では、
▶ チェンマイの夜遊びエリア
について具体的な場所の紹介から
▶ チェンマイでバービア、カラオケ(日本人向けカラオケ、ローカルカラオケ、コヨーテバー)、ゴーゴーバー
といった夜遊びをする前に知っておくべき料金やシステムとともに注意点などを詳しく述べていきたいと思う。特に、チェンマイにはぼったくりカラオケ店も多いため、事前の知識が重要になる。
チェンマイ夜遊びマップ
チェンマイの夜遊びスポットは旧市街の東、ロイ・クロー通り(Loi Kroh Road)周辺に集まっている。
旧市街とは1辺が約1.8kmのお堀と道路に囲まれたエリア(ほぼ正方形で上の地図では黄色のエリア)になる。旅行者には、この旧市街やニマンヘミン通り周辺が人気である。
チェンマイのバービアはロイ・クロー通りが最も多い。特に、インペリアル・メー・ピン・ホテル(The Imperial Mae Ping Hotel)周辺には多数のバービアが入居する建物がある。
日本人向けカラオケはスリドンチャン通り(Sridonchai Rd)のチェンマイ・プラザ・ホテル(Chiang Mai Plaza Hotel)近くで3軒営業している。客が日本人に限定されてないローカルカラオケ、コヨーテバーはチャンクラン通りを更に南へと行った比較的郊外にある。しかし、チェンマイのカラオケやコヨーテバーはボッタクリも多いので注意が必要である。
ゴーゴーバーはチェンマイ中心部だと3軒しかない。全てロイ・クロー通り周辺で営業している。
それぞれ詳細な場所は下記Google Mapsを参考に。
チェンマイの夜遊び地図。右上の枠の記号(拡大地図を表示)をクリックして拡大で表示すると見やすくなる。左上の矢印が付いた枠記号を押すと、主要スポットやおすすめホテル一覧も表示されます。
下記ではチェンマイのバービア、カラオケ(日本人向けカラオケ、ローカルカラオケ、コヨーテバー)、ゴーゴーバーについて、それぞれ更に詳しく紹介していく。
チェンマイのバービア街
チェンマイで夜遊びの主流となっているのがバービアである。バービアはロイ・クロー通りのチャンクラン通りから旧市街(西)側で多数営業している。ロイ・クロー通りはチェンマイいちの繁華街となっている(Google Mapsでは赤ラインのエリア)。
ロイ・クロー通り沿いには多数のバービアが営業している建物もある(Google Mapsでは紫ラインで囲まれたエリア)。
奥にはムエタイのリングがあり、400バーツから近くで観戦できる。
バービアのレディースドリンクは100~150バーツ(約325~488円)程度、2人に3杯ずつ奢っても1000バーツ(約3250円)程度なので、お得に長時間楽しめる。
チェンマイのバービアは大学の休暇中など、若くて可愛い学生が働いている時期もある。ただし、お持ち帰りについては全員が可能というわけではない。また、可愛い子の場合はコヨーテバーのように、持ち帰りまではある程度通う必要もある。
それでもロイ・クロー通り沿いのバービアはチェンマイにおいてもぼったくりが少なく、観光客でも比較的安心して楽しめる場所になっている。
チェンマイの日本人向けカラオケ、ローカルカラオケ、コヨーテバー
日本人向けカラオケはスリドンチャイ通り(Sridonchai Road)のチャンクラン通りよりも東側にある。
チェンマイの大型ホテル、チェンマイ・プラザ・ホテルのすぐ目の前に2店舗、ホテルから出て右へ数分歩いたところにもう1店舗ある。
日本人カラオケ「SAKURA」はレディースドリンクを入れて1時間880バーツ(約2860円)。ビール1本、レディースドリンク1杯が付いている。お持ち帰りはショートのみで値段は女の子にもよるが2000バーツ(約6510円)~。最近はお持ち帰り不可の子の方が多い。
朝の4時まで営業している。
「並木」もSAKURAと同じで1時間880バーツ、ビール1本、レディースドリンク1杯が付いている。お持ち帰りはショートのみで値段は女の子にもよるが2000バーツ(約6510円)からで、ペイバー代として500バーツがかかる。
また、このエリアにあり「並木」のすぐ横にある「サチコ」はプチボッタクリ店で被害の連絡も多数いただいているので注意してほしい。オーナーが変わっていなければ、現在も継続してぼったくりを行っている可能性がある。
「ママさんチャージ」や「サービスチャージ」といった別料金が加算され、店内の料金だけでも1時間で4000バーツ、1時間を少し過ぎると6000バーツを越えた額が請求される。そもそも日本人カラオケでは1時間を越えた時点で知らせてくれるのが普通だ。しかし、「サチコ」では知らせてくれない。日本語を話せるママもおらず、ローカル店がそのまま日本人向けカラオケに入居している状態である。比較的キレイな子を揃えており、店前での呼び込みを見ても入りたくなるかも知れないが、こうしたことを考慮した上で検討した方が良いだろう。
この店は3時といった比較的長い時間営業している。
チェンマイのカラオケ店やコヨーテバーはクレームを言わなければ高めに請求してくる店が多い。特に、ローカル店は外国人料金が存在するためおすすめできない。
チャンクラン通り南のボッタクリバー
ロイ・クロー通りをはじめとした繁華街近くの通りなどにいる綺麗な女性達はボッタクリバーの客引きということで有名である。チェンマイの夜遊びでは、これらにも注意しなければならない。
ロイ・クロー通りではトゥクトゥクの運転手と一緒に綺麗な女性が客引きを行い、チャンクラン通りの南にある店まで移動する。店の営業形態はコヨーテバーのような形である。
以前、客引きの女性が綺麗だったので、友人と一緒に興味本位で付いて行ったことがある。客引きに説明を受けた際は1人1時間500バーツだった。
店に着いて、トークやカラオケなどをしながら過ごした。1時間過ぎたところで、現在の料金を聞くと、2人ですでに12000バーツ(約39050円)に膨らんでいた。高級コヨーテバーならあり得なくもない金額だが、内訳を見て明らかにおかしい部分にクレームを入れたところ9500バーツ(約30920円)程度まで下がった。1人で行ったら更に上乗せされ、そのまま丸め込まれる可能性が高いだろう。
日本のボッタクリバーよりもマシかと思うが、チェンマイには「プチ」ボッタクリバーが多い。ま
チャンクラン通り南にあるプチボッタクリ店。ママやチーママは確かに綺麗だった。
警察もグルになっている可能性もあるため、多額の請求をさせても一度払ってしまえば泣き寝入りになるだろう。警察には深夜の営業許可を得るために(タイは基本的に0時以降の営業が禁止)多額の賄賂を渡しているのが普通で、こういった警察公認の店の場合、警察に言っても特に取り合ってもらえない。警察の前でも怒鳴り散らし、逆に追い詰められた日本人男性もいる。警察への対応でも日本の感覚で行うべきではない。
もちろん、チェンマイに限らず、客引きに付いていく形で、店に入る場合は注意すべきである。
ロイ・クロー通りにいた綺麗なコヨーテ(女性)とこちらに呼びかけるトゥクトゥクの運転手。コヨーテバーは朝の5時まで営業している。ロイ・クロー通りのバービアは1時には閉まってしまうので、まだお酒を飲みたい場合等、綺麗な女性に誘われたら付いて行きたい気持ちになるかもしれない。
某日本語のサイトにはこうしたコヨーテバーも日本人客に人気とある。しかし、こうしたローカル店は旅行者ほど避けた方が良いだろう。
チェンマイのゴーゴーバー
チェンマイにもタイの主要都市と同様にゴーゴーバーがある。しかし、ゴーゴーバーと呼べるような店はチェンマイ中心部には3店舗しかない。
チェンマイのゴーゴーバーで働いている女の子は地元チェンマイ出身の子が多い。バンコクやパタヤのように地方から出てきて同じゴーゴーバーで働いている子と一緒に住んでいるパターンではなく、ほとんどが恋人や家族と住んでいる(恋人、家族の公認の下で働いている)。こういった理由で、ショートのみだったり、ロングでも朝には帰るのが普通となっている。
可愛い子も何人かいるが、女の子の入れ替わりも早いので、チェンマイのゴーゴーバーで良い子に出会えるかどうかはタイミングにもよるだろう。
下記ではチェンマイにあるゴーゴーバー3軒についてより詳しく紹介していく。
フォクシーレディ(foxy lady)
チェンマイの準高級ホテル「デュシットD2ホテル(dusitD2 Chiang Mai)」のすぐ裏側にあるゴーゴーバーである。
綺麗で選べる子も2、3人いる。ただ、バンコクやパタヤの人気店と比べるとやはり質は落ちる。
レディースドリンクは1杯150バーツ(約488円)。店に払うペイバー代(連れ出し料)は700バーツ(約2280円)、女の子へのチップがショートで2000バーツ(約6510円)~。
翌2時半まで営業しているが、24時を回ると選べる子はほぼいなくなる。平日の21~22時が女の子のピークとなる。
スターシックス(star xix)
ロイ・クロー通りから出るソイのバービア街(Google Mapsではオレンジのラインで囲まれたエリア)近くにあるゴーゴーバーである。
ダンサーやコヨーテには若くて可愛い子もいるが、女の子の数が少ない。1か2人しか踊っていない日もある。ショーもあるため、ドリンク代は他のゴーゴーバーに比べて若干高い。
ペイバー代とショートタイムを合わせて3000バーツ(約9760円)が提示額だが、値段交渉もできる。ただし、お持ち帰りが不可の女の子も多い。特にダンサーは店でのショーもあるため、早い時間は応じてくれない。
営業時間は翌日1時半までである。
スポットライト(spot light)
スポットライトはターペー門周辺にあるゴーゴーバーで、店内はバービアのようにバーカウンターのあるエリアとダンサーの踊るお立ち台がある。
ダンサーの女の子は太め子が多いが何人か可愛い子もいる。客はファランや中国人が多かった。19時頃にオープンし、徐々に踊り台へ上がり始める。ステージでは4から6人が踊っている。
レディースドリンクは145バーツ(約472円)。ここもペイバー代(連れ出し料)は700バーツ(約2280円)、女の子へのチップはショートで2000バーツ(約6510円)~3000バーツだった。ロングが可能な子は4000バーツ(約13020円)から5000バーツ。日本人好みの子は値段も高かった。
19時半頃からスタートする。女の子が揃うのは21時頃である。平日が翌日26時半、金土は25時半まで営業している。
チェンマイのおすすめホテル
やはり夜遊びするならロイ・クロー通り周辺が便利なエリアにある。また、日本人向けカラオケだったり、ローカルカラオケを楽しむならスリドンチャイ通りも悪くない。もちろん、上記でも紹介したように、カラオケ店ではぼったくりも注意してほしい。
このエリアでおすすめのホテルをまず簡単に紹介すると
>>> ロイ・クロー通りのバービア街の近くにあり、夜遊びに便利な大型ホテル(格安ホテル予約サイト 最新料金)
>>> 日本人向けカラオケだけでなくマッサージ屋もある便利なスリドンチャイ通りの大型ホテル(格安ホテル予約サイト 最新料金)
下記でそれぞれ詳しく述べていく。
インペリアル・メー・ピン・ホテル(The Imperial Mae Ping Hotel)
インペリアル・メー・ピン・ホテル(The Imperial Mae Ping Hotel)はロイ・クロー通り近くにある大型のホテルである。回りにはバービア街だけでなく、マッサージ屋の並ぶカンペーンディン通りもある。
部屋は決して新しくないが、キレイで広々としている。WiFiも速く安定している。
部屋からの景色。部屋の場所にもよるが窓からはカンペーンディン通りが見える。
周辺エリアは夜遊びスポットも多く、便利な立地にある。にも関わらず、格安ホテル並に安く泊まれる時期もある。
正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェックできる。値段を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
>>> インペリアル・メー・ピン・ホテル(格安ホテル予約サイト 最新料金)
JF(連れ込み料)は無料なので2人まで宿泊できる。
立地が良いからか、中国系の団体客も多く、時期によっては満室になってしまう。日程が決まったら、予約は早めにした方が良いだろう。
チェンマイ・プラザ・ホテル(Chiang Mai Plaza Hotel)
チェンマイ・プラザ・ホテル(Chiang Mai Plaza Hotel)はスリドンチャイ通りにある大型ホテルである。日本人向けカラオケが目の前で営業しており、ナイトバザールが開かれるチャンクラン通りやバービア街のロイ・クロー通りへも10分かからない徒歩圏内にある。
ベッドルーム。部屋は十分な広さがあり、キレイ。
作業机。WiFiは無料。速度は時間帯によっては遅いように感じた。
ホテルの前を通るスリドンチャイ通り。日本人向けカラオケはホテルの目の前に2軒、ホテルを右に数十m先にもう1軒営業している。
チェンマイのホテルは全体的に安く、こちらのホテルも時期によっては格安ホテル並みの料金で泊まれる。
正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェックできる。値段を比較するために見ておいた方が良いだろう。
>>> チェンマイ・プラザ・ホテル(格安ホテル予約サイト 最新料金)
JF(連れ込み料)は無料なので2人まで宿泊できる。
夜遊びに限らない、チェンマイ観光でおすすめのホテルをエリアごと知りたい人は下記記事を参考に。
チェンマイ夜遊びは観光のサブで楽しむべき?
チェンマイはローカルのカラオケだったり、コヨーテバーで、数千バーツ上乗せされた高めの料金をふっかけて請求してくるボッタクリが流行っている。日本人向けカラオケでもこうしたぼったり被害の報告はあるし、トゥクトゥクに任せると、こういったお店へ連れて行かれることも度々あるので注意しよう。日本人の長期滞在者が比較的お金を持った高齢者なので、数万円程度上乗せされてもそのまま払ってしまい、旅行者向けに問題が表面化していない部分もある。
ちなみに、ロイ・クロー通り周辺にあるバービア、マッサージでは、こうしたボッタクリはほとんど聞かないので比較的安心できるかと思う。
チェンマイの魅力は基本的に夜遊び以外の部分にある。実際、チェンマイについては夜遊びのイメージを持っている人も少ない。夜遊びはメインではなくサブでも楽しめる人のがチェンマイ旅行には向いてると個人的に思う。
チェンマイはホテルやレストラン等を含め、全体的に物価が安い。街自体も洗礼されていて、のんびりと長期滞在する場所としてもおすすめの街である。
夜遊びを中心にお金を使いたいと思っている人よりも、夜遊びは観光ついでで楽しみたいと考えている人にちょうど良い街だといえるだろう。
チェンマイ市内での移動手段など、チェンマイへ訪れる前に知っておくべきことについて更に詳しくは下記記事を参考に。