テーメーカフェはバンコクにある出会い喫茶である。テーメーカフェはカフェ・バーとして営業してはいるものの、実体は出会喫茶(援交バー)であり、店内にいる女の子は値段交渉の上「お持ち帰り」ができる。建物前にも女性たちが立ちんぼのように並んでいる。
この記事ではテーメーカフェの基本情報とともに
▶ テーメーカフェにいる女の子について(女の子の職業など)
▶ テーメーカフェにおける料金、女の子の持ち帰り料金相場、営業時間
から
▶ テーメーカフェの場所や上のホテル
まで詳しく述べていく。初めてテーメーカフェへ行く人だけでなく、久しぶりにテーメーカフェへ訪れる人は現在の相場も抑えておいた方が値段交渉はスムーズにいくだろう。
テーメーカフェとは?
テーメーカフェはタイ王国の首都「バンコク」にある出会い喫茶である。バンコクの主要な通り・スクンビット通り沿いホテル・ルアムチット・プラザホテルの地下にある。BTSではアソーク駅とナナ駅の間で、スクンビットソイで言うとソイ13とソイ15の間に位置している。
テーメーカフェは日本人の間では「テーメー」もしくは「テルメ」とも呼ばれている。
テーメーカフェはカフェ・バーとして営業してはいるものの、実体は出会喫茶(援交バー)であり、店内にいる女の子は値段交渉の上お持ち帰りができる。客も普通のバーだと思ってる人はまずいない。女の子との一夜限りの出会いだったり、愛人を探し求めにやって来ている。
店内は中央に円状のバー席、サイドと奥にテーブル席がある。
テーメーカフェ店内(BangkokCrisより)
女の子は壁側に並んでいたり、中央のバーカウンターで座って客待ちをしている。女性以外の客は日本人が半数程度おり、その他が韓国人、中国人、ファラン(欧米人)となっている。
テーメーカフェにいる女の子について
女の子はどこのお店にも属さないフリーの売春婦が多い。個人でお小遣い稼ぎ(援助交際)のためにやって来ており、昼間普通に働いていたり兼業で行なっている子もいる。稀に素人の現役女子大生や地方から出て来て友人に誘われるがままにデビューした素人に近い女の子もいるが、ベテランが殆どだと思った方が良い。
過去に日本人向けカラオケクラブの多いタニヤで働いていた子、その他にもゴーゴーバー、MP(マッサージ・パーラー)の経験者や現役で夜のお店で働いている子も待機している。しかし、良いと思える子ほどすぐにスポンサー(いわゆるパパ)が付いてカフェには来なくなる。したがって、良い子がいたら連絡先だけでも交換はしておくべきだろう。バンコクの女の子も多くがLINEを利用しているため、LINEでの連絡が普通だ。
また、テーメーに頻繁に来ている子は簡単な日本語を話せる。
店外で客を探している女の子もいるが、レディーボーイの方が多い。レディーボーイはテーメーカフェへの入店が禁止されているためである。
店の前にたむろするレディーボーイ達。左に見える子供は物乞い。
ちなみに、テーメーカフェのthermae(テーメー)はテルマエロマエ(THERMAE ROMAE)という漫画・映画があったように、意味としては古代ギリシャ・ローマ時代の「公衆浴場」を指す。
タイの買春スポット?出会喫茶の料金相場と営業時間、注意点など
入店すると、店のスタッフから入って左のカウンターでのドリンクの購入を促される。このドリンクも50~100バーツ(約150~300円)程度とゴーゴーバーに比べ安い。これが入場料のようなもので、これ以外に店から取られる料金はない。もちろん、店内で食事を注文したり、女性を持ち帰る場合は別途料金が発生する。
こうした手軽さから観光地のような感覚で、見学に来る若者も多くなっている。
上でも述べたように、中央のバーカウンター、サイドのソファー席の前に並ぶように多数の女の子が待機している。
テーメーカフェ内は薄暗いが、肌の色や肌質はピンクネオンの照明がないため、ゴーゴーバーよりもわかりやすい。
ドリンクを購入し、店内を歩きながら、気に入った子がいたら話しかけてみよう。最初は「ハロー」や「サワディカップ」と言って声をかければ良いだろう。日本語で「こんばんわ」「こんにちわ」と言っても理解できる子が多いので、面白がって笑顔になってくれるかもしれない。
テーメーの短所としては、
▶ 水着や裸のゴーゴーバーと違い服を着ているためスタイルがわからない
▶ 店に属していないということは、IDをチェックしない限り身元もわからない女性
の2つがあげられるだろう。
特に後者の身元がわからない女性の場合、シャワーを浴びている間にお金を盗まれたり、昏睡強盗(睡眠薬を飲ませてお金を盗む)をする女性もいるので注意が必要だ。完全に個人間での契約であり、身元もわからないので、その辺のリスクは店に属している子よりも高いと言える。
ホテルによっては女性のIDチェックを必須にしていないところもある。しかし連れ込む女性にIDチェックを求めないホテルも多い。
テーメーカフェ等、店に属さない女性を連れ込む場合は自らが率先して受付へ連れて行きIDを預けるようにしよう。受付に通常設置されている防犯カメラにもしっかりと記録されるし、これだけでも盗難等の犯罪防止に繋がる。
テーメーカフェの料金相場
ショート(1回戦のみ)で2500バーツ程度が多い(約7500円)。 ロング(2回戦、朝まで)の値段も女の子によるが4000~5000バーツ(約10500~13500円)。トップクラスにキレイな子だと6000バーツ(約18000円)も提示されたりする。
バンコクのゴーゴーバーではショート2500から3000バーツとなる。テーメーカフェでは3000バーツを提示されたとしても、かなりの確率で値下げ交渉が可能だ。見た目で嫌がられていなければ、ゴーゴーバーよりも容易に値下げに応じてくれる。
当日、初回のロングタイムは拒否する子が多い。ショートで気に入った子がいたら連絡先を交換し、事前に予約しなければロングは難しいだろう。
誘われた相手と一緒に過ごしたくないからという理由で値段を上げたり、ショートタイムのみにされることもある。こういった個人間の交渉だと、女性側にも当然客を選ぶ権利がある。一緒に過ごしたくない相手とは、ロングタイムはもちろんショートタイムも拒否されるケースがあり得る。
ビジネスとは言え、日本とは違った女の子の視点がある。タイ人女性からの印象を良くする方法など、この辺については下記記事を参考に。
ゴーゴーバーと違い、店に払うペイバー代などはかからない。バンコクにいあるゴーゴーバーと比べればトータルで1000バーツ(約3000円)以上は安くお持ち帰り出来るということになる。
テーメーカフェの営業時間
店の営業時間は夜20時から2時過ぎまで。
20時頃になると、ルアムチット・プラザホテルの入り口前辺りで、女性が出没し始める。21時ぐらいから店内は女の子で一杯になり、徐々にピークへむかう。可愛い子は21時から翌1時ぐらいまでが多い。
2時以降は売れ残った嬢が店外でたむろするようになる。シーズン時(ゴールデンウィーク、お盆、年末)はホテルの前に、4時ぐらいまで多くの嬢やそれ目当ての客で溢れている日もある。もちろん、数多く残っていても、ピーク時に可愛い子の殆どは持ち帰られると考えた方が良いだろう。
まとめると
▶ 営業時間
20時間~翌2時過ぎまで。 ピークは22時前後。3時以降はお店も閉まるが、閉店後の店の外にはまだ何人か女の子は待機している。
▶ ドリンクの料金
ソフトドリンクで60バーツ程度、アルコールでも100バーツ程度とそこまで高くはない。
ゴーゴーバーと違い店に属しているわけではないのでドリンクの催促もされない。テーブル席をキープしたい場合は料理などの注文が必要となる。
▶ 女の子へのチップ
ショートで2500バーツ程度が多い。年齢の高い女性はョート2000バーツまで下がる。年齢が高いといっても30代が多い。
女の子によってはショートのみだが、こちら次第でロングOKな子もいる。ロングタイムは朝までだが、何度かリピートして仲良くなれば、次の日の予定も空けてくれる子が出てくるはずだ。そのまま頻繁に連絡を取るようになり、愛人、恋人のような関係に発展するケースも多い。
また、ロングでは人気のある子の場合、5000バーツが普通だが、夜中の2、3時以降の場合は朝の6時まで2回戦3000バーツで同意してくれるケースも多々ある。
清潔感の無い人だったり、怖そうな人は嫌われ、ショート(1回戦)のみしかOKを出さない。これはゴーゴーバー等でも同じだが、相手側の気持ちを考えればある程度理解は出来るだろう。
テーメーカフェの場所
テーメーカフェはスクンビット通りというバンコクの主要な道路沿いで堂々と営業がなされている。このスクンビット通りは、物売りや露店、物乞い、立ちんぼで特にごった返しており、このテーメーカフェはBTSのアソーク駅、ナナ駅のちょうど中間辺りに位置している。
まさにバンコクの中心における人の欲望が渦巻く場所のど真ん中にあると言える。
テーメーカフェの上にあるルアムチット・プラザホテルは水色の建物になる。
スクンビット通りから見て建物右側に地下へと降りる階段がある。下にある扉の向こうがテーメーカフェとなっている。
テーメーカフェの上にあるホテル
ルアムチット・プラザホテルは上でも述べているようにテーメーカフェ上の2F以上の階で営業されているホテルである。
デラックス・ビュールーム(Deluxe View Room)。若干古さはあるが、広々としている。
モダン・チャイニーズ・ダブルルーム(Modern Chinese Double Room)。部屋は少々狭いがリフォームしたてで新しい。
モダン・チャイニーズ・ダブルルームの部屋はシャワールームがガラス張りとなっており、ラブホテルのようなデザインとなっている。相手がシャワーを浴びている姿もボヤケて見えるためエロい。
ちなみに、ラブホテルのように利用することもできる。時期にもよるが休憩は600バーツ(約1800円)となっている。こちらは予約が不要だが、時期によっては利用不可の場合もあるので注意しよう。
部屋のプランや場所にもよるが、窓からはスクンビット通りを眺めることも出来る。
テーメーカフェ利用者にはもちろん、ゴーゴーバーの密集地帯であるナナプラザやソイカウボーイにも徒歩圏内で行け、スクンビット界隈の中心を遊びつくすには最高の立地にあるため人気も高い。それでも宿泊料はシーズン中でなければ格安ホテル並に安くなっている。
正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために前もって見ておいた方が良いだろう。その方が安全かと思う。
>>> ルアムチットプラザ・ホテル(最低価格保証付きリンク)
ジョイナーフィーは無料で、2人まで1人分の料金での宿泊が可能である。フリーランスの女性を部屋に入れる時にはフロントに寄り、女性のIDを預けた方が良いだろう。
ルアムチット・プラザホテルにも試しに泊まってみて、日本では味わえない非日常の空間に一度浸ってみてはいかがだろうか?
ホテルへ泊まる前に知っておくべき情報については下記記事を参考に。
バンコク夜遊びから発展する出会喫茶
このテーメーに毎日通うと、様々な人間模様が繰り広げられているのがわかる。特に、閉店後のホテル入り口前には多くの人で溢れ、生々しいやり取りが朝方まで繰り広げられている。
このホテル入口前でしばらく光景を眺めていると、ホテルから出てきた女の子が直ぐに別の男とホテルへ入って行った。ホテル前には人気嬢を順番待ちしている男性もいる。何度かこのホテルには泊まっているが、このカフェに限らずスクンビット界隈の風景はとても印象深い。
出会喫茶は日本にもあったが、未成年の買春の場ともあって今ではほとんど見られなくなってきている。バンコクのそれは現在でもスクンビット通り沿いのど真ん中で、日本とは比べ物にならないほど堂々と営業されている。ゴーゴーバーなどと同様に警察の立ち入りも頻繁に入るが、こうした出会い喫茶を規制するような動きはない。
タイにおける売春・買春の現状を詳しく述べていくでも述べた通り、表面上買春行為が禁止されているにも関わらずである。女の子が裸で踊っているわけでもなく、店としてもバーとしての実態しかないため、現状のタイの行政方針では取り締まることも不可能に近い。警察の黙認(公認)の下で営業がなされている。
タイはニューハーフが公に多いことからもわかるように、性に対して非常に寛容で、観光収入としてこうした性風俗が無視できないことから取り締まりもほとんどなされない。そのため首都バンコクの夜は非常に乱れている。特にそれが映しだされているのがバンコクでも中心地となるスクンビット界隈であり、テーメーカフェもそこに溶け込んで当然のごとく営業されているのだ。
この日本では非日常であり、異次元な体験が忘れられず、風俗よりもこちらのお店に属さないという意味で素人との情事にハマっている日本人も多い。ゴーゴーバーでも言える事だが、タイの風俗、夜遊びはサービスの提供というビジネスの関係だけでは終わらない環境がある。テーメーカフェにはそうした風俗サービスの提供だけでは満足の出来無い、心の穴を埋めたい人達が通う場所でもあるかも知れない。
女性を連れ出した男性(右)と客待ちをしているタクシー運転手(左)。
バンコクの夜はこうしたなんとも言えない人間関係を作り出す場所も生み出したのである。
タイで夜遊びする前に「必ず」知っておきたい知識については下記記事を参考に。