バンコクの風俗と夜遊びは下記のように分けることが出来る。
▶ 風俗
・マッサージパーラー(MP)
・エロマッサージ
▶ 夜遊び
・ゴーゴーバー
・バービア
・ディスコ
・カラオケクラブ
・ゴーゴーボーイ(ゲイ、女性向けのゴーゴーバー)
・個人間売春(出会い喫茶、立ちんぼ)
旅行者にも人気のゴーゴーバーは夜遊びに分類しているので、この記事では紹介していない。バンコクにおける夜遊びについて詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

風俗では細かいものを含めるとSMクラブ、おしゃぶりカフェ、ノーハンドレストランといったものもある。ただ、女の子のレベルの高さや旅行者の人気としては「マッサージ・パーラー」と「エロマッサージ」に集中しているのが現状である。
バンコクの風俗は夜遊び系の店とは異なり早ければ正午過ぎから営業している。女の子がある程度揃うのは夕方以降になるが、昼間から遊べるのは嬉しいだろう。
今回の記事ではバンコクの風俗に興味のある人が訪問するまでに知っておきたい
▶ バンコクにおける風俗の特徴
として「マッサージパーラー(MP)」、「エロ・マッサージ」を中心に
▶ バンコクの風俗エリア
として「ホイクワン、スティサン」、「プロンポン」のエリア情報に加え、
▶ バンコクの風俗を楽しむのにおすすめの格安ホテル
についても紹介していきたいと思う。
目次
バンコクにおける風俗の特徴
タイ風俗の大きな特徴としては、日本の風俗では禁止されている本番行為が許容されているという点がある。
また、形態の違いとして、マッサージパーラー(もしくはMP)とエロマッサージと呼ばれるものがある。まず、このマッサージパーラーとエロマッサージの違いについて詳しく述べていきたいと思う。
マッサージパーラー(MP)
マッサージパーラーは日本で言うとソープランドのようなサービス形態のお店である。通常「金魚鉢」というひな壇やサイドラインと呼ばれる同じフロアのソファーに座っている女性の中からサービスを受けたい相手を実際に見て選ぶ事が出来る。気になる子がいれば指名して個室に移り、サービスを受けるが、気になる子がいなければそのまま退店する事も出来る。
Fishbowl Girls(マッサージパーラーの金魚鉢に並ぶ女性)
マッサージパーラーは
▶ 女の子を実際に見て選ぶ事が出来る。
といった日本には通常無いようなものに加えて
▶ 女の子によって価格が異なり、料金が不明瞭。コンチア(お店のスタッフ)によって言い値を変えられる事がある。
▶ サービスの良し悪しは女の子によって異なる。
といった特徴がある。
バンコクのマッサージパーラーの相場は2000~3000バーツ(約6000~9000円)。モデルクラスで5000バーツ(約15000円)程度である。値段と外見の良さが比例しない場合も多く、値段が安くとも可愛い子はいる。
行為が終わった後にはチップの支払いをするのが一般的で、値段は100~500バーツ程度。チップはサービスの満足具合に合わせて支払えば良い。
サービスは日本の風俗に比べると事務的な子が多く、時間よりも早く終わらせようとする傾向がある。この辺も女の子によるが、一般的にベテランの方がサービスは良くなっている。
他にもマッサージパーラーでは「アレキサンダー遊び」と呼ばれる複数の女性を呼び(客側も複数で良い)、ジャグジーで囲んで集団でプレイするといった遊びも出来る(予約が必要だったり、店によっては出来ないところもある)。この場合は2時間の通常料金に加えて、部屋代や食事代、その他コンシアにチップ等を払う必要が出てくる。6時間以上遊べばそれなりの料金になるが、数時間程度でかつサービスを受ける側がグループなら、1人1万バーツ程度で済むだろう。
マッサージパーラーはバンコクでも主要な風俗であるが、最近はナタリーやアムステルダムなど有名なマッサージパーラーの閉鎖が相次いでいる。不法滞在者や未成年がこうしたマッサージパーラーで就労している場合はその子達も拘束されている。ただ、バンコクのマッサージパーラーにおいては利用客が拘束されたことはない。
閉鎖の理由は軍政になってからの政治的な圧力や土地代の上昇による事業の変更が噂されているが、正確なところはわかっていない。
それでもバンコクの風俗ではメジャーな形態である事は間違いない。
バンコクのおすすめマッサージパーラーや注意点については下記記事を参考に。

エロ・マッサージ
エロマッサージもマッサージパーラーのようなサービスを提供しているが、日本人向けの風俗やマッサージで入ってから「スペシャル」を提案されてその場で追加料金を支払うケースもある。
地下鉄ホイクワン駅4番出口から徒歩0分の位置にある「VIP」。VIPは女の子を選び、マッサージ代を払って部屋へ行く。マッサージの途中でスペシャルの提案をされ、追加料金を払うシステムである。
日本人を主な客として営業しているプロンポンエリア等にある風俗店は、マッサージパーラーに比べると店舗も小型である。このエリアにあるエロマッサージ屋は日本の風俗のような特徴を持っている店が多い。
例えば、
▶ 料金が明瞭でわかりやすく、(マッサージパーラーのように女の子ではなく)コースによって価格が異なる
▶ サービスのレベルは女の子よってほとんど変わらない
▶ 店によってはパネルで女の子を選ぶ(実際に見て選ぶ事が出来ない)
といった特徴がある。
タイのマッサージパーラーは待機している女の子全員を実際に見て選ぶ事が出来るが、サービスのレベルは女の子によって大きく異なる。
日本型風俗でも事務的なのは変わらないが、きちんとコースに含まれているサービスはしてくれる。また、値段がコースや時間によって決まるのでマッサージパーラーのような料金の上乗せも無い。一方で、日本と同じように女の子はパネルでしか選べない店も少数だが存在している。
外見で選ぶなら、無難なのは日本型風俗と言えるかもしれない。
バンコクの風俗エリア
マッサージパーラーやエロマッサージはバンコク全体で営業しているが、こうした店が集まったエリアも存在している。バンコクにおけるこうした風俗スポットとしてはMRT(地下鉄)スティサン、ホイクワン駅、BTSプロンポン駅周辺が有名である。
駅名を赤枠で囲った場所がバンコクにおける主要な風俗スポットである。スティサン、ホイクワンは地下鉄(MRT)駅、プロンポンはBTS駅になる。
スティサン、ホイクワンはマッサージパーラーが多数営業しており、プロンポンは日本型風俗が多数営業している。
この記事でも紹介するマッサージパーラー、エロマッサージの詳細な場所については下記Google Mapsを参考に。
Google Mapsはシェアもできるので、実際現地で回る時も利用してほしい。
ホイクワン、スティサン
地下鉄スティサン駅4番出口正面にあるマッサージパーラー「ポセイドン」。この巨大なビル全体がマッサージパーラーの施設である。
マッサージパーラーと言われる日本で言うソープに近い風俗はスクンビットから北へ伸びるアソーク通りに連結する「ラチャダーピセーク通り」沿いにある。この通りの地下にはMRT(地下鉄)が通っている。駅で言うとスティサン、ホイクワン駅周辺にマッサージパーラーは集中している。
マッサージパーラーは警察による有名店への取り締まりで閉店が相次いでいるが、今もなおバンコクにおける人気風俗である。
ホイクワン駅3番出口を出てすぐに見えるエマニュエル。ここも最近は閉店している。
その他、スティサンにはタイ人客の多いローカルなゴーゴーバーエリアもある。こうしたマッサージパーラーやゴーゴーバーが揃っていることもあり、このエリアに好んで滞在する日本人旅行者も多い。
プロンポン
BTSプロンポン駅近くソイ24/1に並ぶエロ・マッサージ店。
BTSプロンポン駅近くにはエロマッサージ屋の固まっているエリアがある。特に多いのは
プロンポン駅周辺の
▶ スクンビット・ソイ24路地
▶ スクンビット・ソイ24/1
▶ スクンビット・ソイ26路地
の他、アソーク方面へと少し進んだ場所にある
▶ スクンビット・ソイ33
である。
プロンポンエリアのエロマッサージが多いソイ(Google Mapsより)は赤、オレンジ、緑、青のライン。同じソイ内に多数のお店が固まっており、このソイを歩いているだけで何度か客引きがあると思う。
スクンビットソイ26路地はエロマッサージよりも日本食屋の方が多い。
このエリアにあるマッサージは、スペシャルも可能なエロマッサージである。その多くが日本型風俗店となっている。女の子を選ぶ際のシステムでも若干違いがあり、有名なエロマッサージを具体的に出して説明すると
アディクテッド:待機所にいる女の子を見て実際に選ぶことが出来る。マネージャーが声をかけると、待機所からぞろぞろと出て来て、受付前に並ぶ。>>> 女の子の写真が載ったホームページ
オーキッドマッサージ:パネルで女性を選ぶが何度もチェンジが可能で、気に入った子がいたら一緒に部屋へ入る。>>> 女の子の写真が載ったホームページ
101プレミアムマッサージ:パネルで女性を選ぶが何度もチェンジが可能で、気に入った子がいたら一緒に部屋へ入る。>>> 女の子の写真が載ったホームページ
プロンポンエリアはバンコクでも日本人の多いエリアで、日本人街を形成している。現地で働いている人に限らず、日本人長期滞在者に人気のエリアだ。
バンコクの風俗を楽しむのにおすすめの格安ホテル
上でも述べたように、バンコクの風俗はスクンビットの北側にあるラチャダーピセーク通りとプロンポンに集まっている。
風俗を中心に楽しむなら、ラチャダーピセーク通りやプロンポンエリア内に滞在しても良いと思うが、バンコク風俗スポットだけでなく、ゴーゴーバー等の夜遊びスポット、空港へのアクセスも良いペッチャブリー駅周辺もおすすめである。
下記ではラチャダーピセーク通りやプロンポン、ペッチャブリー駅周辺にあるコストパフォマンスの良い格安ホテルを紹介したいと思う。
ラチャダーピセーク通り(スティサン)のホテル
ラチャダーピセーク通りでおすすめのホテルはワタナ ホテル(Watana Hotel)である。このホテルは上でも紹介したマッサージパーラー「コパ・カバーナ」の目の前にあり、ポセイドンにも数分で行ける距離にある。もちろん、地下鉄スティサン駅からも近い。
1泊2000円前後と非常に安いが、シングルルームでそこそこ綺麗な部屋である。
バスルームもあるのでMP嬢との店外デートを取り付ければより楽しめるだろう。
バルコニーからはバンコクの夜景と真下には「コパ・カバーナ」の建物が見える。左には「ポセイドン」もある。
1階フロア。サービスアパートメントとして長期滞在している人もおり、日本人だけでなく欧米人やアジア系の客もいる。
通常プランでは朝食付き。朝食の時間を6~11時と長めに設定してくれているのも嬉しい。
もちろん、WiFiも無料である。料金も安いので長期滞在したい人にもおすすめの格安ホテルだ。
正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために見ておいた方が良いだろう。
JF(ジョイナーフィー:連れ込み料)は無料なので2人まで1人分の料金で宿泊する事が出来る。ただ、女性を連れ込む場合、カップルで泊まる場合は予約時に宿泊人数を2人にした方が良いだろう。
プロンポン(スクンビットソイ33)のホテル
サクラ スカイ レジデンス(Sakura Sky Residence)は夜遊びスポットが並ぶスクンビット・ソイ33にあるオシャレな日本風の新築ホテルである。スクンビット通りまで250mの位置にあり、プロンポン駅へのアクセスも悪く無い。
豪華な1階ホールと受付。受付の中年男性は日本語も話す事が出来る。
洗面所とトイレ。トイレはウォシュレット付きだった。洗面所に入って右側がシャワールームになっている。
スクンビットソイ33から出る場合は少々歩く必要があるので、立地的に不便な部分もある。しかし、生活圏の殆どを近場で収める予定の人は非常に便利なホテルとなるだろう。
宿泊料は時期にもよるが格安ホテル並の料金で泊まることが出来る。正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために見ておいた方が良い。
>>> サクラ・スカイ・レジデンス(最低価格保証付きリンク)
JF(ジョイナーフィー:連れ込み料)は無料なので2人まで同じ料金で宿泊する事が出来る。女性を連れ込む場合は宿泊人数を2人にした方が良いだろう。
コストパフォーマンスに優れたこのエリアで最もおすすめめのホテルだ。
ペッチャブリー駅周辺の格安ホテル
FXホテル・メトロリンク・マッカサンは地下鉄スクンビット駅のすぐ隣、ペッチャブリー駅の3番出口の目の前にあるホテルである。ソイカウボーイへは歩いて15分程度で行ける距離にあり、MRTホイクワン駅、MRTスティサン駅へのアクセスも容易である。
ゴーゴーバーエリア(スクンビット)とMPエリア(ホイクワン、スティサン)のちょうど真ん中にあり、両方を楽しむことが出来る。ホテルの名前にもあるように、エアポート・レール・リンク、マッカサン駅の最寄り駅でもあるので、スワンナプーム国際空港へのアクセスも簡単だ。
自分は到着日と帰国日に泊まることが多い。
シングルルームでもそれなりに広々とした部屋である。窓からはペッチャブリー駅が目の前に見える。
空港からアクセスして来る人のために、アーリーチェックイン(早めのチェックイン)が700バーツで出来るようになっている。アーリーチェックインなら朝の大体6時ぐらいから部屋に入ることが可能だ。LCCなど朝の早い便でバンコクに着いても、午前中から部屋で仮眠出来るのは嬉しいだろう。
レイトチェックアウト(遅いチェックアウト)は午後18時までで、こちらも700バーツで可能である。ただし、予約が一杯の場合は難しい。
ホテルは綺麗でスクンビットエリアにあるホテルよりも広くて安い。シーズン外であれば3000円程度で宿泊できる。ただし、人気ホテルのため直ぐに満室になってしまうので注意。早めに予約した方が良いだろう。
正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために前もって見ておいた方が良いだろう。
>>> FXホテル・メトロリンク・マッカサン(最低価格保証付きリンク)
JF(ジョイナーフィー:連れ込み料)は無料なので2人まで同じ料金で宿泊する事が出来る。早めに予約しないと満室になったり、値段が高騰する場合もある。後払いも出来るので、日程が決まっているなら予約だけは前もってしておいた方が良いだろう。
FXホテル・メトロリンク・マッカサンについて更に詳しくはマッカサン駅近くにある空港へのアクセスが容易なおすすめホテルの記事も参考に。
バンコク風俗の楽しみ方
バンコクはアクセス手段としてBTS(バンコク・スカイトレイン)や地下鉄(MRT)が発達しており、コンパクトで効率よく遊べる体制が整っているということがわかると思う。普通の観光をしたいならこの限りではないが、マッサージ系風俗重視なら、今回あげた駅数個を覚えておくだけで、大まかな把握が出来た事になる。
風俗エリアにそのまま滞在しても良いかと思うが、バンコク初心者で昼間の観光を少しでも考えている人はホテルを決める前にバンコクにおけるエリアの特徴は抑えておいた方が良いだろう。
昼間の観光を含めた場合、バンコク旅行で滞在に無難なのはアソーク周辺のスクンビットエリアである。BTSプロンポン駅はもちろんの事、地下鉄フワイクワン駅、スティサン駅へもスクンビット駅から簡単にアクセス出来るためだ。
アソークは夜遊びスポットも充実しているので飽きる事はないだろう。
バンコク旅行はひと通りプレイスポットや普通の観光を楽しんだ後で、自分なりの遊び方というのが見つかるはずだ。自分の好みのタイ旅行プランを立てるのもそれはそれで楽しい。通常の観光以外にも多数の遊び方があるのがタイ旅行の魅力である。
バンコクの夜の観光として最も人気のあるゴーゴーバーをはじめ、バンコクの夜遊びについては下記記事を参考に。

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