アユタヤにおける夜遊びとしてはカラオケが充実している。
アユタヤのカラオケ、置屋は中心地から少し東へ郊外に出た場所、アユタヤ・グランド・ホテル周辺に多い。グランド・ホテルはアユタヤで夜遊びしたいなら滞在先としてもおすすめだ。
アユタヤのカラオケで働いている女の子はタニヤやシラチャの子とは違い、レディースドリンクを要求してくる女の子が少ない。都会の女の子よりも、みなスレていなくて性格の良い子が多い。
この記事ではアユタヤでの夜遊びを考えている人が予め知っておくべき
▶ アユタヤ・カラオケの料金とシステム、場所
から夜の観光に使える
▶ アユタヤ・グランドホテル
まで詳しく紹介していく。
目次
アユタヤのカラオケについて
アユタヤ・グランド・ホテル前のロジャナ・ロード(Rojana Rd)
アユタヤには日本人向けカラオケとローカルカラオケがある。日本人カラオケはアユタヤ工業団地に務める日系企業の日本人のために作られた。しかし、最近は中国人客も多くなっている。なぜなら、タイにおける大洪水の影響で、日系企業の多くが南部へと移動したからだ。
タイのカラオケは日本で言うキャバクラのようなもので、女の子を指名して横に付けることができる。カラオケの設備も用意されており、日本の歌を歌うことも出来る。
ローカルカラオケの方は客のほとんどがタイ人なので、キャストの女の子はタイ語しか出来ない。日本人向けカラオケの方は非常に簡単な日本語であれば大体の子がしゃべる事が出来る。
アユタヤにはバンコクのタニヤぐらいの可愛い子はいないだろうとあまり期待していなかった。しかし、可愛い子は普通にいる。日本人向けカラオケで働いている女の子は中国に近く色白の子が多い北部の都市チェンマイ、チェンライや北東部のイサーンの子がいる、ローカルカラオケには地元アユタヤの子も働いていた。
バンコクの方が稼げるのに、なぜアユタヤで働いてるのか聞いてみると「バンコクは怖い」と言う。日本の地方の子が「東京は怖い」と言うのと同じ感覚かもしれない。大都会への恐怖心があるのかと思う。給料も安く、田舎でくすぶっているのは勿体無いと思った。
日本人向けカラオケはアユタヤ・グランド・ホテル周辺に集まっている。グランドホテル周辺の日本人カラオケならボッタクリの心配はほぼ無い。もちろん絶対にないとは言えないので、料金が相場からあまりにも離れている場合は伝票の確認をした方が良いだろう。
アユタヤカラオケの料金とシステム
アユタヤにおける日本人カラオケの基本システムは
1.1時間飲み放題で基本料金500バーツ(約1700円)。
2.レディースドリンクは別料金(150バーツ程度)。セット料金にレディースドリンク1杯分が含まれている店もある。
3.30分延長で300バーツ(約1020円)
4.ボトルを入れる場合、個室(VIPルーム)、女性のお持ち帰りを希望する場合は別料金がかかる。
5.19時もしくは20時にオープン、0時もしくは1時閉店だが23時にほとんどの女の子は家へと帰る。客が帰らなければ2時過ぎになっても営業している。
となっている。もちろん、店によって多少のシステムは異なるので参考程度に。
店に入ると通された席の前で女の子が一斉に並ぶのでその中から1人選ぶ。カラオケルームまで先に通されることもある。
ただ、気に入った子がいない場合出づらくなるので、カラオケルームへ入る前に選んだ方が良いだろう。また、スナック形式で個室にはなっていない店もある。
基本料金は1時間500バーツ(約1700円)で、指名された女の子は500バーツのうち140バーツが給料として入るとのことである。指名の無い女の子は給料が出ない子もいるそうだ。従って、楽しい時間を過ごしたいならチップやドリンクをおごってあげても良いだろう。レディースドリンクは別料金で150バーツ程度になる。
大体の店で全ての子をお持ち帰りも出来る。お持ち帰りの際店に払う料金が500バーツ。女の子へ払う料金はショートで2000バーツ(約6800円)、ロングで3000バーツ(約10200円)が相場である。バンコクとは違い3年以上も同じ料金が続いている(2018年現在)。
ちなみに、ロングが無理な子はバンコクやパタヤでもそうだが、恋人がいたり、愛人契約を結んでいる子が多い。また、キレイな子でもシングルマザーが多かった。
バンコクのカラオケは女子大生が働いていることも多い。一方、アユタヤはローカルな街でのんびり稼いでいる子が多いように思う。
バンコクやパタヤでは、女の子はロングでも朝方には帰るだろう。しかし、アユタヤの子は性格の良い子が多く、昼飯まで一緒に取ることが多かった。暑い中付き合わせたせいか機嫌を悪くした子もいたが、1人には1日アユタヤの街を案内してもらった。もちろん、日中のデート代として、別途のチップは払っている。
アユタヤのカラオケ街の場所
アユタヤのカラオケ街や置屋と呼ばれる風俗街は中心地から少しズレた東側に位置している。店はアユタヤ・グランドホテルの周りに固まっているので、トゥクトゥクで移動する際には「グランド・ホテルへ行きたい」と言えば良い。
アユタヤの街自体は非常にコンパクトで横4km✕縦3.5km程度の川に囲まれ「タイ焼き」のような形をした市街を中心に形成されている。
アユタヤの中心地。主要な遺跡はこのタイ焼きの形に切り取られた川の内側にある。
右には鉄道駅があり、主要道路であるロジャナ通り(Rojana Rd、309の数字が記載されている大きな道路)を東南へ進んだ位置に歓楽街は形成されている。
アユタヤ観光、ホテル地図。右上の枠の記号(拡大地図を表示)をクリックして拡大で表示すると見やすくなる。左上の矢印が付いた枠記号を押すと、おすすめホテル一覧も表示されます。
上のGoogle Mapsでは赤紫ベッド印にアユタヤ・グランドホテルがある。中心から少し離れた位置にあるが、距離的にはそこまで離れていない。
赤紫ベッド印周辺をアップにすると下記のようになる。この灰色のエリアにカラオケや置屋、日本食レストランが多数営業している。店の名前や場所はコロコロ変わっているので、大体の場所だけ把握しておけば良いかと思う。
このエリアは距離的にはそこまで離れていないので歩いて回ることが出来る。「リトルタニヤ」と呼ぶ人もいるが、タイ人に言ってもほとんど通じない(タニヤはバンコクにある日本人街)。
アユタヤ・グランド・ホテル前を通るロジャナ・ロード(Rojana Rd)を中心にカラオケ店や日本料理店が並んでいる。
ロジャナ・ロードから南東へ出るタラット・グランド・ソイ5(Talat Grand Soi 5)にはカラオケ、スナック、日本料理店が密集している。
ロジャナ・ロード北西側には日本料理店の他、カラオケ店、マッサージ置屋がある。ただ、エリアが広く、数も少ないため、広く点在している状態だ。
このエリアだけで10軒以上のカラオケ、スナックがある。
最近は警察の圧力が強いようで、ママさんやチーママしか外で呼び込みをしていない。外が静かな分入りづらいかもしれない。しかし、アユタヤグランドホテル周辺の人気店「ニューヨーク」、「雅」、「芸妓」には20人以上が店内で待機しており、可愛い子も何人かいる(2018年4月現在)。
これら人気店では持ち帰りの際、カラオケ店のスタッフがホテルまで車で送ってくれる。夜は野犬も多く、不良も徘徊しているのでこうした送迎を行ってくれるカラオケ店は嬉しいだろう。
アユタヤ・グランドホテル(Ayutthaya Grand Hotel)
アユタヤ・グランド・ホテルはアユタヤ夜の繁華街のランドマークにもなっているアユタヤでは中級のホテルである。
ホテル周辺には日本人向けカラオケが多数並び、ホテル内にもローカルカラオケ(タイ人向けカラオケ)が入居している。 遺跡だけでなく繁華街も遊び尽くしたいアユタヤ旅行者におすすめだ。
グランドホテルの内にもローカルカラオケには日本語の表記もある。しかし、日本語が出来る人はおらず、英語をしゃべれる子も少なかった。日本の曲もあったが、古いものばかりだ。
17時から営業している。早い時間に行くとビックリするぐらい綺麗な子が店の前のソファーで呼び込みをしていた。ちなみにその子も英語は出来ず、タイ語のみだった。基本的に、持ち帰りも不可である。
ホテルの部屋は広々としており、浴槽(バスタブ)も付いているのは嬉しい。カーテンはなぜか部屋側に付いているので、シャワー中に覗く事も出来てしまう。
グランドホテルは旧館と新館があり、新館はそれなりに綺麗だが旧館は古さも少々目立つ。
グランドホテルは周辺の立地が良い割に、格安ホテル並に値段は安くなっている。
正確な値段は下記のリンク先に日付を入れるだけでチェック出来るので、値段を比較するために予め見ておいた方が良いだろう。
JF(ジョイナーフィー:連れ込み料)は200バーツ。
値段も安く、夜遊びスポットにも近いため、長期でアユタヤで滞在する人にも人気のホテルである。
通常の観光もしたいなら、より中心部のホテルへ宿泊した方が良いだろう。アユタヤでホテルを決める際には下記記事も参考に。
上記記事では昼はもちろん夜の観光を予定している人向けにもおすすめホテルを紹介している。
アユタヤ夜の観光
アユタヤと言えば遺跡のイメージが強く、お土産や写真で十分アリバイも作れるため、バンコクから夜遊びに来ている日本人も多い。自分もアユタヤに来る前はそこまで夜遊びに期待していなかった。しかし、値段も安く、女の子にも毎回満足している。
バンコクからはロットゥーで60バーツ(約210円)、時間も1時間半程度で来れるのでパタヤよりも近い。
アユタヤへは遺跡を見るツアーで日帰りの人も多い。しかし、夜を楽しみたいという人へは何日か滞在することをおすすめしたいと思う。
昼間の空いてる時間でアユタヤ遺跡を周りたいという人は損しないためにも下記記事は必読である。
コメントを残す