厳格な仏教国であるミャンマーでも、ディスコは12月クリスマスモードになる。
ミャンマーでは外国人が遊べるような風俗が限られている。とにかく安く風俗へ行きたいという人には置屋がおすすめである。しかし、置屋は基本的に地元ミャンマー人が利用する風俗で、日本人好みは少なく、衛生環境も良くない。値段は安いが、現地に慣れていないとトラブルに巻き込まれたり、逆に値段がかかってしまうこともある。
旅行者がミャンマーにおいて夜遊びしたい場合、ディスコやステージが併設されたクラブへ行くのが一般的だ。こうしたクラブには売春婦が配置されており、お持ち帰りもできる。
この記事ではミャンマーにおけるこうした夜遊びから風俗まで詳しく紹介していきたいと思う。
ミャンマーの夜遊び
ミャンマー初心者向けに風俗を紹介するなら、夜遊びとも呼ばれるような方法が主流になる。ディスコやステージが併設されたクラブといった店での遊びである。レベルの高い子もおり、スタッフや女の子も英語などで多少のコミュニケーションを取れる。外国人向けの風俗となっている。
ローカルなクラブをはじめ、こうした店には売春婦の女の子が多数待機している。個々に会話を楽しんだり、一定額を支払えば自分のホテルへ持ち帰りも可能だ。
こうした夜遊びがそれなりに揃っているのは外国人も多いミャンマー最大の都市「ヤンゴン」である。ある程度生活が豊かであり、ナイトライフを積極的に楽しもうとする人たちはヤンゴンに集中しているからだ。
地方にも中国人をターゲットにしたKTVと呼ばれるようなカラオケクラブはある。しかし、ヤンゴンのクラブにはサービスでも女の子の質でも負ける。現地の言葉も話せない外国人には、夜遊びを含めたミャンマーにおける風俗は現在ヤンゴンぐらいしか満足に揃っていないと考えた方が良いだろう。
ミャンマーのディスコやビアホールではファッションショーと呼ばれ、気に入った女の子に花の首飾りをあげて、席の横に付けたりホテルへ連れ出すようなシステムがある。
ファッションショーが開催されるクラブはヤンゴンだと「エンペラー」や「JJ」がある。
ディスコ(ダンス)フロアがメインになっているクラブだと「パイオニア」や「スカイウェイ」があり、こちらにもやはり多くの売春婦が客待ちをしている。「スカイウェイ」は地元ミャンマー人が多く通うローカルなディスコで外国人は少ない。
ダンスフロアの他、バーカウンターやソファー席も充実しているクラブだと、ダウンタウンから少し離れたインヤ湖近くにある「DJsバー」が人気である。
高級ナイトクラブではパークロイヤル・ヤンゴン・ホテル地下の「クラブ5」が有名だ。こちらは生演奏もあり、ヤンゴンに限らずミャンマーでも有数の高級ナイトクラブとなっている。
ちなみに、ここにいる女の子は100米ドルでお持ち帰りができる。
ヤンゴンにおける夜遊びや風俗の情報に関して、詳細は下記記事も参考に。
ミャンマーのその他風俗
置屋
最初にも紹介したように、現地ミャンマー人が楽しむような風俗は置屋という形である。値段もミャンマー人価格で、1回の行為が数千円程度(2万チャット~)で可能となっている。
ただ、置屋のやり部屋には虫がいたり衛生状態も良くない。こういった部分に敏感な人にはおすすめできない。また、置屋は女の子の入れ替わりも激しいのはもちろん、場所の移り変わりも激しく初心者向けとは言えない。外国人は客引きを利用するしかなく、価格も上乗せされるため、ここでは情報を記載しない。
あくまでミャンマーの置屋は、安くヤリたい人向けの風俗と言え、多くの人にとっては満足度も低いかと思う。現地の言葉がしゃべれない等、現地に慣れていないとお金も余計にかかるだろう。通訳等がいないと徒労に終わることも多く、郊外への移動では交通費も必要になる。
デリバリー
置屋よりも外国人旅行者が利用しやすいのはデリバリー型の風俗だろう。主に外国人を相手にするタクシードライバーやホテルのスタッフが女の子を手配してくれる。
ヤンゴンでは深夜に繁華街から1人でタクシーに乗れば大体「レディ?」といった営業を受けるし、外国人の多いホテルのスタッフも多くがこうしたネットワークを持っている。1人でいれば向こうから提案してくることもあるが、初めからこうしたサービスを利用したいなら、ディスコ近くのタクシー運転手に聞いて回るのが早い。もちろん、こうしたネットワークを持っていない人もいるかと思うので、レディと聞いて反応が薄かったら別の人に聞く必要がある。
基本的には女の子が待機している場所にタクシーで回って相手を選ぶといった形になる。女の子は置屋で働いている子の他、素人が小遣い稼ぎで働いているセミプロのような子も多い。値段はディスコの半分ぐらいの額になるかと思う。ヤンゴンでは提示された価格からも交渉可能であり、5万チャットと提示されても3万チャットまで下げられる。
ディスコにいる子に比べると派手さが足りないが、素朴な子が好きな人は良いかと思う。
マッサージ
ミャンマーにもエロマッサージと呼ばれるような風俗がある。ヤンゴンではダウンタウンで「マッサージ」とエロを匂わせる呼びこみをしてくる客引きに付いて行けば、こうしたサービスの店に当たる。
値段はディスコよりも安いが、女の子のレベルにかんしてあまり期待はできない。
KTV
中国式カラオケであるKTVもミャンマーにはいくつか存在している。女の子が配置されていない普通のカラオケも多いが、ヤンゴンではJJに隣接しているカラオケだったり、女の子を席に付けて楽しむ所もある。
クラブよりも主流ではなく、料金を多めに請求されるといったトラブルも出ている。長居はせず、中国人客に評判の良い場所等、まずは安心して遊べるKTVを探す必要があるだろう。
ミャンマーの女性
華人の多いタイとは違い、インドやバングラデシュ系といった色黒で彫りの深い女性がミャンマー人には多い。日本、韓国、中国といった極東アジアっぽい女性は殆どいない。
インド人とのハーフやミャンマー生まれのインド人を先祖に持つ人もヤンゴンといった都市部には多い。
タイとは地理的にも近いが、人種はタイとは大きく異ると思った方が良いだろう。歴史的に中国系民族が多く流れたタイとは違い、元々ミャンマーに住んでいたビルマ族を中心に少数民族や中東、インドなどからの流入が多いためと考えられる。もちろん、女性の場合はメイクによる差も大きいので、こういった部分で外見上差が出ている部分はあるかと思う。
実際きちんとメイクをする人が比較的多いタイとは違い、ミャンマー人の多くはスッピンか「タナカ」だけを付けている人が多い。
顔にタナカを塗った女の子(WiKiタナカより)。タナカは顔へと日焼け止めのため塗る白い粉のことである。
ミャンマーにおける買春の違法性
ミャンマーにおいては23時以降、外国人(もちろん日本人を含む)とミャンマー人女性は外を一緒に歩いてはいけないという法律がある。ミャンマー人とわかるような格好の女性と一緒に歩いているのを警察に見つかれば、罰金を払わなければならならない。
間接的に売春禁止のために施行されている法律で、23時以降はディスコ等の施設を出てすぐにタクシーへ乗り、ホテルの前までタクシーで移動した方が良い。ホテルまで徒歩数分の距離でも念の為にそうした方が良いだろう。
車が入りづらい路地があっても、タクシー運転手はこれを理解しているため、客を乗せるのも店の前だし、降ろすのもホテル前にしている。
ほんの5分でも、途中警察に会ってしまえば100ドル以上の罰金を支払った上で女性とも別れなければならない。金額は賄賂の意味合いもあるので、警察官が勝手に決めることも多い。
また、警察によっては罰金の代わりに連れてる女性の体を求めてくるケースもある。この時は罰金としての支払いは必要ないが、体を差し出す女性のためにやはりお金を払ってあげるのが一般的である。
後者の場合は違反切符を切られないため書類上も残らないが、罰金を支払ってもしっかり管理されてるわけではないので、こちら側としては同じ損失になるだろう。
ちなみに、女性と慣れた間柄であれば、警察に会っても、とっさに外国人同士や他人を装う取り決めしておけば良いだろう。もちろん、その場合でもID等チェックされれば簡単にバレるため罰金を要求されてしまう。
タイ同様に、ミャンマーでも警察は嫌悪の対象になっているのは必然なような気がする。
最近の事案ではヤンゴンのディスコ・パイオニアの前で警察の一斉取り締まりがあった。女性を連れてディスコの敷地内から出た外国人は罰金の徴収をされたとのことである。
ディスコ近くでタクシーに乗り、ホテル前で降りれば比較的安心だが、敷地近くでやられたらひとたまりもないだろう。
タイにおける売春との違い
タイではこのように女性と一緒に歩いているだけで罰金を払う必要はない。一緒に同じ部屋にいても拘束の対象ではないので、安心して遊べる。タイはGDPの多くを占める観光業を重視しており、政府も警官が外国人からむやみに金銭を搾取しないようなシステムを作っている。ツーリストポリス(観光客向けの警察官)もその一環だ。
ちなみに、タイではフリーの売春婦は度々拘束されて罰金を支払っている。他国での外国人(買う側)のツケをタイでは売春側が負っていると言えるかもしれない。
タイの人気観光地「パタヤ」などでもこうした売春婦達を含む不審者(立ちんぼ)が定期的に警察に拘束され、100バーツ(日本円で370円程度)の罰金を科して開放されている。
パタヤで拘束されたオカマを含むフリーの売春婦達(pattayaone.netより)。
ミャンマーでも大規模な摘発はお上の権力争いや金銭問題を理由に定期的になされている。ミャンマーで遊ぶ際にはこうした情報にもアンテナを張っておく必要があるだろう。